全国文字通訳研究会ではパソコン文字通訳者(要約筆記者)の養成テキストを販売しています。
聴覚に障害を持つ人の「話の全てを知る権利」を保障したい、その担い手を目指す人の技術面をサポートする実技のテキストです。
「パソコン文字通訳(要約筆記)者養成テキスト」
熟練入力者たちのノウハウを凝縮
新任研修の現行テキストの補助教材に、現任者研修に!
初めて学ぶ人にもスキルアップを目指す人にも!
実技中心の補助教材
文字入力や連係入力など実技を中心に構成しました。
「厚生労働省カリキュラム準拠要約筆記者養成テキスト」の補助教材として、養成講座の中で順を追って学習できるように編集しました。
音声と動画入りのCD-ROMつき
練習用音声10種、連係入力の音声12種
連係入力の動画16種、参考動画2種
音声データの書き起こし文、タイピング練習の記録表 等
2017年発行
A4判 196ページ
CD-ROMつき
価格:2,230円
ご注文の流れ
以下の2つの方法からお好みの方法を選択してください。
ご注文内容の確認後、送料込みの金額と振込先をお知らせします。
2冊までは送料430円(レターパックライト)、3冊以上の場合は別途ご連絡します。
※10月1日からレターパックライトの料金が430円に変更となりました。
テキストはお振込が確認でき次第の発送となりますので、ご注意ください。
※確認作業に数日かかる可能性がございます。ご了承ください
1.インターネットでのご注文
2.ファックスでのご注文
ファックス番号:050-3588-8866
刊行にあたって
話されたままに近い文を入力できる入力者の養成が急がれています。にもかかわらず、そうした入力者の養成に苦労されていることが、本会が行った養成事業体へのアンケート調査などでも明らかになりました。一方、一定の入力速度や日本語の理解力を満たしていれば、適切な訓練のもと誰でも話されたままに近い文を入力するレベルに到達できるということが、私たちの経験から明らかになっています。
このテキストは、現在広く使われている厚生労働省カリキュラム準拠のテキストでは十分な指導がされていない連係入力など技術的なポイントをまとめたものです。現場の経験が長く、文字通訳者の養成について経験の深い方々の知恵を結集して、話されたままに近い形で入力ができる人を養成するための内容をできるだけ多く盛り込みました。
このテキストを副読本などさまざまな形で活用し、聴覚障害者の「話の全てを知る権利」を保障するために役立てていただけることを期待しております。(前文から抜粋)
寄せられた感想
刊行前に全国の派遣センターや行政の要約筆記担当者にサンプル版を配布しました。アンケートをお願いしたところ、「養成に役立つ内容である」74%、「内容がわかりやすい」82%、「指導者として教えやすい」64%との高い評価をいただきました。
【調査概要】
調査時期:2017年10月~11月
調査対象 :講師、行政担当者、要約筆記者等 有効回答数 :74件
※「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計。四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。