聞こえに障害がある人に文字を通して通訳するには、大きく分けて手書きとパソコンの二つの方法があります。90年代に登場したパソコン入力による通訳は、入力速度が速いことや通信機能など拡張性に富んでいることが特徴です。話されていることをそのまま知りたい、そして健聴者と同じように参加したいという障害当事者から期待が寄せられています。
現状の養成プログラムはそうしたニーズに応えるにはまだまだ不十分といわざるを得ません。
当研究会は障害当事者が中心となって、パソコンによる文字通訳はどうあるべきかを追究し普及させることを目的に活動しています。
※私たちが求める情報保障と「要約筆記」という言葉の持つニュアンスとの間には隔たりがあるため、私たちはあえて「パソコン要約筆記」ではなく「パソコン文字通訳」という言葉を使っています。
役員紹介(2022年4月1日~)
理事長 | 宮田和実 | 那須塩原市中途失聴・難聴者協会会長 みみより会理事長・編集長 |
副理事長 | 大場美晴 | パソコン文字通訳入力者 |
副理事長 | 曾根博 | 日本聴覚障害者コンピュータ協会 事務局長 |
副理事長 | 平川美穂子 | 日本聴覚障害者コンピュータ協会 副理事長 |
理事 | 宇田二三子 | 大阪市難聴者・中途失聴協会 前理事長 |
理事 | 宮原都子 | コムネット21 |
理事・事務局長 | 三井恵玲奈 | パソコン文字通訳入力者 徳島県登録要約筆記者 |
監事 | 小川夏惠 | |
監事 | 門田美和子 |