2014年1月 第4回パソコン文字通訳シンポジウム

第4回パソコン文字通訳シンポジウム

「話の全てを知る権利をどのように実現するか ~厚労省カリキュラムと障害者総合支援法への対応~」

2011年発表の厚生労働省新カリキュラムは一人入力が主ですが、各地の実態は連係入力が多く、その需要も高まりつつあります。要約だけではなく話の全てを知りたいという要望もあり、その選択権は利用者にあるはずなのに、要約を主とするカリキュラムしか提供されていないことに違和感をおぼえる方も多いことでしょう。時代に逆行するかのようなカリキュラムを前に、講習会をどのように組み直すか苦慮している地域も多いようです。

そうした中で、新カリキュラムに準拠しつつ、工夫によってこれまでの連係入力を生かした講習会を作り上げている地域もあります。
今回のシンポジウムでは、各地で講習会に関わっておられる3人の方に、その地域での状況や、工夫、問題点などを話していただきます。それを受けて、パネルディスカッションで皆さんと一緒に話し合っていきましょう。
定員の都合もありますので、事前に申込下さい。会員でない方のご参加も歓迎です。


■日時 2014年1月12日(日)10:30~16:35(受付開始10:00)
■場所 東京都障害者福祉会館
■主催
全国文字通訳研究会(略称 文字通研)、日本聴覚障害者コンピュータ協会

■内容
テーマ「話の全てを知る権利をどのように実現するか
~厚労省カリキュラムと障害者総合支援法への対応~」
講師:
宇田二三子氏(NPO法人大阪市難聴者・中途失聴者協会理事長)
小西博之氏(広島市要約筆記サークル おりづる 会長)
橋本美智子氏(山形県登録要約筆記者)
パネルディスカッション

14-01-12第4回シンポ・チラシ

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